本と風景

 

 7月30日の日曜日、以前から楽しみにしていた外国の本っておもしろい!のイベントに参加してきました!

 出版記念イベントのほうは、読書探偵作文コンクールの受賞者のお子さん&ご家族も出席されていて、とても賑やかなイベントでした。プログラム最初の、絵本の読み聞かせ、思わず童心に帰りました! 同じ絵本の英語版と翻訳版を、翻訳家の方が読み比べてくださったのですが、あらためて「日本語と英語って違うなぁ」と実感。翻訳はよく「横のものを縦に」と言いますが、絵本だと言葉が少ないぶん、ひとつひとつの言葉が作品全体を左右しかねない気がします。本当に、言葉を磨かないとできない作業です。

 

外国の本っておもしろい

 

 プログラムでは、英語、ポルトガル語、中国語(台湾)、フィンランド語、そしてアフリカという、さまざまな国や地域の言葉を翻訳されている翻訳家の方が、それぞれの言葉や文化のことをお話くださいました。ポルトガル語の絵本に「シナモンの香りがする絵本」があるそうです。シナモン?と思ったのですが、爛轡淵皀→大航海時代のスパイスの交易瓩箸いη愀覆鬚話しいただき、なるほど、と納得。

 

外国の本っておもしろい

 

 中国語の翻訳家の方には、台湾の絵本をご紹介いただいたのですが、イラスト、お話ともに幻想的な雰囲気があって、とても読みたくなりました。会場そばの青山ブックセンターで販売しているということだったので、イベント後に立ち寄ったのですが、もたもたしているうちに、売り切れてしまいました……。こちらの本です。

 

星空

 

 

外国の本っておもしろい

 

 そして、フィンランドの時間には、なんとフィンランドから中継を結んで、現地からフィンランド文学を翻訳されている方にお話いただくという形式でした! いまフィンランドは夏の盛りで、とても良いシーズンだそうです。手芸や工芸が好きなわたしにとって、フィンランドはあこがれの国。いつか行ってみたい……。(フィンランドといえば、ムーミン、だけじゃないんです! もちろんムーミンも大好きですが。)

 

外国の本っておもしろい

 

 最後は、アフリカの文化を音楽・歌・踊りで堪能しました。アフリカは地域によって、話す言語も、もちろん文化も違うようです。歌の歌詞の説明があったのですが、楽し気なメロディ、リズムから想像もつかないような、悲しい(せつない?)内容で、驚きました。これもアフリカのたくましさ、おおらかさなんでしょうか。ダンスタイムがあったのですが、ここのところ、毎日家にこもって翻訳作業を続けていたせいか、体がカチカチでまったく動かず……。

 

 と、本当に盛りだくさんの楽しいイベントでした! プログラムの最初に、「読書探偵作文コンクール」の歴代受賞者の表彰式があったのですが、小学生だったときに受賞して、いまは高校生という方もいて、このコンクールの歴史を感じました。受賞者のみなさんが、「自分の作文が本になってうれしい」と口々にコメントしていたので、聞いているこちらもうれしい気分に。わたしは、絵本や児童書の翻訳者を目指しているわけではないのですが、YAは大好きなジャンルで、ぜひ翻訳してみたいと思っています。イベントに参加されていたお子さんたちが大きくなったとき、手にとってもらえるような翻訳書を翻訳したい。そんな、新たな目標ができた一日でした。


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