大塚国際美術館

 

 芸術の秋。バチカン、じゃなくて徳島県鳴門市にある大塚国際美術館に行ってきました。こちらを訪れるのは初めてではないのですが、いつもながらこのシスティーナ礼拝堂には圧倒されます。

 今回は、現代の作品をゆっくり鑑賞しました。

 観光客にはこの礼拝堂や、ダヴィンチの作品が人気のようですね。

 わたしは、朝一番、現代の作品が配置されたフロアに直行したのですが、人もまばら……(人がいても、なぜかみなさん足早に進んで行く……)

 

ゲルニカ

 

 ゲルニカを独り占めでした。

 ほかにも、「食卓の情景」「生と死」「時」といった興味深いテーマ展示もあり、音声ガイドで「見どころ」や「作品の比較」などのレクチャーを聞きながら鑑賞したところ、とても勉強になりました。

 特に、絵のなかで時間を表現するために、時間を擬人化したり(ある絵には、時は「老人」の姿で描かれていました)、1枚の絵に異なる場面を描いたり、連作にしたり、といった工夫がなされている、という解説が興味深かったです。

 

 ちょうどいま読んでいる本(Big Magic: Creative Living Beyond Fear by Elizabeth Gilbert)が「クリエイティブな生き方」をテーマとした本なので、美術館訪問はとてもよいタイミングだったと思います。

 "Big Magic"は、現在受講中のリーディングの通信講座の課題本として読んでいます。課題本は自分の好きな本を選択できたので、ノンフィクションのジャンルででいい本はないかと探していたところ、この本に出合いました。(Elizabeth Gilbertさんは『食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探求の書』の作者ですが、そちらは未読で、映画も観ていません……)

「クリエイティブに生きる」と聞くと、なんだか敷居の高さというか、特別なことのように思ってしまいがちですが、Elizabethさんいわく「何かを作ったり表現したりすることは、人間本来の性質」であり、クリエイティビティは「選ばれた人だけが持つ才能」などではないし、「作りたいものを、好きなように作っていい」と。

 自分のところにやってきたインスピレーションを大切にして、周りの評価など気にせず、前向きに、ひたむきに取り組むこと、それがクリエイティブに生きるということなのだと。

 

 と、まだ途中までしか読んでいませんが、「文芸翻訳」も創作の一種ですし、クリエイティビティを求められることなので、Elizabethさんの言葉に勇気づけられました。


Profile

Archive

Search

Other

Mobile

qrcode

Bookshelf

Murder, She Barked
Free Days With George: Learning Life's Little Lessons from One Very Big Dog
Not a Sound
Killing Trail
The Education of Will: A Mutual Memoir of a Woman and Her Dog
Wishtree
See You in the Cosmos
Stalking Ground
 
Not a Creature Was Purring
Dog Songs
The Lost Words
The Darkest Thread
The Snow Child
I Could Chew on This: And Other Poems by Dogs
You Need More Sleep: Advice from Cats