猫と犬

 

 アメリカのミステリー雑誌『Mystery Scene』の159号(最新号)で、「犯罪小説に登場する犬」の特集が組まれていたので、思わずデジタル版を購読してしまいました。記事は数ページでしたが、なかなか読みごたえがありました。なかには既読の作品も。

 

◆Killing Trail: A Timber Creek K9 Mystery by Margaret Mizushima

感想はこちら→K9ユニットもの海外ミステリー "Killing Trail"

 

 コロラド州ティンバークリークを舞台に繰り広げられる、マッティ&ロボのK9ユニット・シリーズ。こちらのシリーズは、派手なツイストや血も凍るようなスリリングな展開はないけれども、安定感があって読みやすいです。マッティの相棒ロボ(ジャーマン・シェパード)以外にも、わんこがいっぱい登場します。準主役のコールが獣医なのですが、著者マーガレットさんのご主人が獣医のせいか、コールの診察のシーンなどは描写がとてもリアルです。

 第3作まで読んでみて、各キャラクターの人物像がだいぶ定着してきました(現在、シリーズは第4作まで刊行)。マッティの職場(警察署というか、保安官事務所?)が、あの『ツイン・ピークス』に出てくる保安官事務所に似ているような? 受け付けに「ルーシー」みたいなキャラもいたりします。

 

***

 

 この特集で、ほかに紹介されていた作品も、やっぱりK9ものとか、主人公が警察関連の作品がほとんどでした。ミステリー専門雑誌で犬が登場する作品となると、どうしてもそうなるんでしょうか? もうちょっと変わり種の作品も紹介してほしかった気もします。ミステリー×動物、といえばコージー・ミステリーですが、そっち系はあまり取りあげられていませんでした。

 

 ちなみに『Mystery Scene』、デジタル版が1冊700円くらいだったのですが、記事が盛りだくさんで、読み切れるのか?というほど内容が詰まっています。最初、年間購読しようかと思ったのですが、この1冊でとうぶん楽しめそう。とにかくミステリー小説だらけの雑誌なので、積読本がエンドレスに増えてしまいますね……。


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