試し読みしていたChancer: How One Good Boy Saved (by Donnie Kanter Winokur)ですが、テーマがテーマだけに、やっぱり読み通すのはきつそうでした……回顧録というのは、あたりまえといえばそうなのですが、語られている人や状況に自分との共通点や、興味がないと、なかなか本に入っていけません。「よっぽどでないと(日本でも有名な人物とか)、伝記ものの翻訳書は出版が難しい」と聞いたことがあるのですが、そういう部分(読者の共感とか、興味とか)が大いに関係しているんでしょうね。

 でも、「はたらく犬(Service Dog)」がテーマのノンフィクションを読んでみようという気になったので、別の作品を探してみました。

 

 フィクションですが、こちらを読みはじめました。

 

The Darkest Thread by Jen Blood

 

 表紙から想像がつきますが、探索救助犬が登場するミステリーです。アメリカ・バーモント州で少女2人が行方不明になり、ドッグトレーナーで救助犬のハンドラーである主人公ジェイミーと、パートナーのファントム(犬)のところに捜索協力の依頼がきます。この2人の少女の叔母が10年前に殺されていたこともあり、FBIが指揮をとる大掛かりな捜索が行われていました。さらに、ほかの少女行方不明事件との関連性も疑われ……という、切迫感、緊張感漂うオープニング。舞台設定としてはありがちな感じもしますが、どうやら主人公とその息子には特殊能力(ほかの人には見えないものが見え、聞こえない声が聞こえる、という)があるというところが、この作品のオリジナリティのようです。まだ序盤を読んだだけなのですが、ベストセラーのシリーズ(微妙に本作とつながっているというか、本作がスピンオフのようです)を持つ著者の作品だけに、これからどういう展開になるのか楽しみです。

 

「はたらく犬」は、犬の鋭い嗅覚を活かして任務にあたっていることがほとんどだと思います。犬の嗅覚や能力がテーマのノンフィクションはたくさん出版されていますが、なかでもベストセラーになった、Inside of a Dog: What Dogs See, Smell, and Know(翻訳版は『犬から見た世界』)の著者アレクサンドラ・ホロウィッツさんが「嗅覚を活かしてはたらく犬」について語ったラジオ番組を見つけました。

 

NPR:From Fire Hydrants To Rescue Work, Dogs Perceive The World Through Smell

 

 まだじっくり聞いていませんが、いろんな現場や状況ではたらく犬がいるんですね!

 ホロウィッツさんの新しい本が出ていました(だいぶ前ですが……)。

 

Being a Dog by Alexandra Horowitz

 

はたらく犬といえば、これもそう?

犬ぞり


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