首・腰が痛くなったバックストラップ織を断念して、いつものインクレットルームで(いつもの)しおり制作。グレーの地の糸に、紺&紫のパターン糸を使いました。織り方はバルティック・スタイルです。

 

紫の花模様

 

 ↓のいちばん右は、すみれ?あやめ?とにかく、紫色の花のつもりだったのですが、どうでしょう?

せっかく2色使いにしたのに、あまり色味の差が出てませんね……。

 

紫の花模様

 

 真ん中は、とあるバンド織りの本に載っていたパターンで、「壺」っぽくておもしろい模様だなと思い、織ってみました。ほかにも、「うちでの小づち」みたいな模様もありました(エストニアの本なので、うちでの小づちではないでしょうけど)。

 

紫の花模様

 

 横から見ると、模様が凸になって、ふっくらして見えます。

 

 インクレットルームは小さい機ですが、ペグ(糸を掛ける杭)をすべて使ってジグザグに糸を掛けると、結構長いバンドも織れます。といっても、いろんな模様が織ってみたいと、短いしおり(サンプラー)ばっかり織ってしまうのですが。

 

 次は春らしく、明るい色の糸を使ってみましょうかね。

 思い立って、かなり久しぶりにバックストラップ織りでバンドを織りました。

 

バックストラップ織り

 

 左が表側、右が裏側なのですが、裏側のほうがかわいく見えます。パターン糸13本のバルティック・スタイルで、STOORSTÅLKAさんのSunnaへドルを使いました。で、仕上がりなのですが、思い通りには織れませんでした……。

 

 バックストラップ織りは、経糸の端をどこかに固定し、もう一方の端を自分とつなげる(腰にひもか何かを回し、そこに経糸を結びつける)ことになります。腰で引っ張るようにして経糸をピンと張り、テンションを調整。片手でへドルを上下させて経糸を開き、シャトル(杼)を差し込み、自分に向かって打ちつけるようにしてバンドを織っていきます。背筋を立てつつ、目線は下向きになるという、首痛・腰痛もちにはかなりきつい姿勢です。なんだか気分が悪くなり、途中でギブアップしました。

 

 仕上がったバンドは、幅が均一にならず、どんどん太くなってしまいました(わたしの場合、インクルルームで織ると、織るにつれて幅が細くなっていく傾向があるのですが)。バックストラップ織りの場合、ヘドルのバランス取りや、経糸のテンションかけなど、すべて経糸をと結んだ自分の体で行うことになるので、きれいに織るためには、何度も織って練習して、自分なりの力加減とリズムをつかまないといけません。が、そこまで到達できそうにない……痛くて(涙)。

 経糸を固定する場所や高さにも問題がありそうです。部屋の中にちょうどいい場所って、案外ないもんですね(机にGクランプを装着して、そこに結びつけました)。手近なのは、ドアノブとかテーブルの脚ですが、それも部屋のレイアウト次第では使えませんし。インクルルームは机の上に置けばOKなので、織る前にセッティングや場所探しで悩むこともありません。

 バックストラップ織りも、インクルルーム織りも、途中で手を止めて休憩することはもちろんできるのですが、個人的にはインクルルームのほうが中断→再開がぱぱっとできて便利な気がします(席を立つだけでいいので)。

 

 今回、どうしてもへドルを使いたかったのでバックストラップ織りにしたのですが、どうもわたしはバックストラップ織りに向いてないみたいです。インクルルームにへドルをかけるというやり方もあるので、今度試してみようと思います。

 寒い場所が舞台の本を読んだので、インクルルームで本に合わせたしおりを織りました。

 

雪の結晶

 

 雪の結晶をイメージして、図面を考案してみました。バルティック・スタイル、パターン糸は11本です。

 

雪の結晶

 

 縦に見るとより結晶っぽく見えるでしょうか。

 

雪の結晶

 

 雪なので、パターン糸を白にしたものも織りましたが、こちらは地の糸とパターン糸のバランスがいまいちで、かなり間延びしてしまいました。

 ついでに、余った部分で別の模様も織ってみました。

 

バンド織りしおり

 

 白地に水色のほうが、やさしい雰囲気で気に入りました。

 最近、Excelでバンド織りの図案を制作しています。データとして残るし、コピペや書き直しもできて便利です。

 

 ちなみに読んだ本はこちら。

 

雪のひとひら

『雪のひとひら』 ポール・ギャリコ:著 矢川澄子:訳

 

フローラ

『フローラ』 エミリー・バー:著 三辺律子:訳

 

『雪のひとひら』は、言葉づかいがとても美しく、読むと心が洗われる、そんな作品でした。ひとひらの雪というはかない存在が、多くのことを教えてくれます。折にふれて読み続けていきたい。宝物の本になりました。


『フローラ』は、主人公のフローラ(表紙の女の子)がはちゃめちゃなんだけれど、愛おしいんです。フローラがんばれ!と応援しながら読んでました。感性の鋭さやみずみずしさといった、YA小説のいいところがぎゅっと詰まっています。

 どちらも冬の読書にぴったりな作品です。

 エストニアの出版社にバンド織りの本を注文していたのですが、ようやく届きました。

 

エストニア

◆Eesti Kirivööd by Piia Rand

 

 以前、古本玉椿さんで見かけて、欲しい!と思ったのですが、売り切れで入手をあきらめていた本でした。

 エストニアのSAARAという出版社が出版している本で、SAARAのウェブショップでもずっと品切れ状態でしたが、たまたまサイトをチェックしたところ、再販になっていました!(ひそかな人気があるとか?)

 エストニア語はまったくわかりませんが、幸いウェブショップは英語のページもあったので、無事注文できました。

(この本、マガジンマートさんでも取り扱いをはじめたようですが、エストニアから郵便で届くというのが、なんとなくロマンがあっていいかなと。)

 

 本と一緒に、ポストカードが届きました。ミトンの編みパターンのようですが、そのままバンド織りのパターンとしても使えそうです。

 

 本を開くと、カラフルなバンドの写真がたくさん掲載されていて、エストニア語が読めなくてもじゅうぶん楽しめます。チャートも添えられているので、バンドの基本的な織り方がわかっていれば、なんとかなりそう。

 

エストニア

 

 思わず「かわいい!」とテンションが上がったのが、ショップのシール。そのまま捨ててしまうのがもったいなくて、ビニールの包装に貼られていたのを、そーっとはがしてみました。

 どことなく、ハンガリーの刺繍に似ています。色使いがカラフルですね。

 このSAARAという出版社、エストニアのさまざまな伝統工芸・手芸に関する本を出版しています。本だけではなく、毛糸や手芸用品も販売しているようです。

 

 SAARAのウェブサイト→SAARA Kirjastus

 

 本の内容は、こちらの動画で確認できます。

 

 バンド織り、じっくりとりかかる時間がありませんが、手が忘れない程度に続けています。

 バンドを織っていると、無心になれるし、心が癒される気がします。Inkletteなら、場所もあまりとらないし、手軽にできるのがいいところです。「鶴の恩返し」みたいな大きな機や、真田織みたいな伝統工芸にもチャレンジしてみたいのですが、体験できる場所も限られていますし、なかなか難しいです。

 

 しおりばっかり織ってますが、短いので、いろんな模様に挑戦できます。本も増え続けているので、しおりは何本あっても困らない、と言い訳しつつ……。

 

 去年最後に織ったバンドが、こちら。

 

バンド織りのしおり

 

 すべてBaltic Styleの織り方で織りました。8本とも、経糸のかけかたはまったく同じ(パターン糸13本)ですが、ピックアップのやり方を変えると、模様がまったく違ってきます。一番下は、パターン糸をピックアップせずにそのまま平織りしたもの。模様が出るように織ると、緑の糸が真ん中にきますが、平織りするとずれるんですね。おもしろいです。

 

 糸の在庫がなかなか減らないのは、長いバンドを織らないからでしょうね。犬のリードがだいぶへたってきたので、リードを織ってもいいかな。ジャパン・ブルーが注目されているので、藍色のバンドも織ってみたいですが、藍染の糸は高くて手が出せません……。

 ここしばらくバンド織りから遠ざかっていたのですが、リハビリ(?)もかねて、短いサンプルをいくつか織りました。

 

sampler_red1.jpg

 

 一番好きなバルティック・スタイルで織ってみました。模様のせいもありますが、なぜかだんだん短くなってしまった……。配色も赤tと白(生成)なので、パキッとした感じです。

 今回、かなり細い糸で織りましたが、「模様をはっきり出したい」と思い、パターン糸(赤)は地の糸の3倍の太さ(3本どり)にしました。何本どりにするかは、いつも悩みます。一番上とか、上から3番目の模様なんかは、パターン糸が太いほうが模様がくっきりしていいかもしれませんが、繊細な模様には、3本取りはちょっと太すぎます。パターン糸にはじめからウールなどの太い糸を使えば、わざわざ2本どり、3本どりにする必要もないのですが、そうすると、出来上がったバンドがどうしてもぶ厚くなり、ごろごろします。しおりにするなら、本にはさみにくくなりそう。

 端の始末も、三つ編み、フリンジ、ポンポンをつけるetc、いろいろやり方があるのですが、そのままにするのがすっきりとしていて好きです。

 

 裏側はこんな感じ。

 

sampler_red2.jpg

 

 (ちょっと目に痛い……。)

 

sampler_red3.jpg

 

 織りやすかったのは、↑の上の模様。どちらも模様がしっかり出るので、織っていて楽しいパターンです。下は、ピックアップ自体はさほど難しいわけでもないのですが、なんとなく凝った感じがします。

 カラフルなバンドを織るのも楽しいですが、2色もいいなと思いました。模様が際立ちます。そのぶん、アラが目立ってしまいますが……上のバンド、よく見たらミスってますね。

 

 ちなみに、パターンの参考にしたのはこちらの本。

 

 

 

 結局Inkletteで織ってしまうので、以前入手したSTOORSTÅLKAさんのヘドルがなかなか使えない……宝の持ち腐れです……。

 半月ほどインクレットにかかっていたバンドがやっと織れました……

 

ピックアップ織り

 

 糸をかけ終わったとき、ちょっと配色と模様に納得がいかなかったのですが、せっかく準備したんだし、とどうにか最後まで織りました。が……織り終わっても、うーんという感じです。

 

ピックアップ織り

 

 この織り方は、わたしはめったにやらない織り方です(それで練習しようと思い立ちました)。パターン糸も、平織を織るときのように、すべて地の糸として整経し、そこからピックアップして織っていきます。基本的にはバルティック・スタイルと同じなのですが、パターン糸が操作しづらくて、どうも苦手。パターン糸がどれなのか、迷ってしまうんです。どういうわけか、妙に長く(約120cm)糸をかけてしまったので、織るのに時間がかかりました。

 上の写真、下から2段目の真ん中の模様、ピックアップが間違ってますね……。(緑の経糸が、1か所ピックアップできていない。)

 

ピックアップ織り

 

 アップにするとばっちりわかってしまいますが、まあご愛敬ということで。

 さて、このバンド、どうするか。長さからしても、わんこのリードくらいしか思いつかないのですが、幅が2.5cmと太いので、うちのわんこのリードにはちょっと太すぎます。せっかく織ったのに、お蔵入りでしょうか。

 

 この織り方のいいところは、ベースが平織のせいかしっかりしたバンドに仕上がるし、表面がかなりフラットになるところ(バルティック・スタイルはパターン糸に太いものを使うので、模様部分が凸になります)。かなり複雑な図案も織れるようなので、マスターすれば用途は広がりそうです(でも、やらないかも……)。

 STOORSTÅLKAさんに注文していたへドルが届きました!

 エストニアのバンド織りの本などに載っているJumping Patternを織るための、専用のへドルです。(以前の記事に、本の紹介をしています。)

 そのヘドルがこちら。

 

Sigga Heddle

Sigga Heddle

 

 Sigga Heddleというのですが、数字はパターン糸(経糸)の本数。多いほど、複雑な模様が織れます。

 

Heddles

 

 左は、Sunna Heddleといって、バルティック・スタイル(たとえばこちら)専用のへドル。織り方によって糸のかけかたが違うので、へドルも似ているようでちょっと違います。プレーンな平織(tabby)の場合だと、へドルの小さな穴・スリット・小さな穴……と交互に糸を通していきますが、模様織りの場合は、パターン糸を通す短いスリットが増えます。

 

Sigga Heddle

 

 Siggaへドルは、模様の下の部分(地の部分)が平織になるので、パターン・【スリット・穴】・パターン・【スリット・穴】……となっています。

 

Sunna Heddle

 

 Sunnaへドルのほうは、模様の部分が、パターン・スリット・穴・パターン・穴・スリット……となっていますね。理由はよくわかりません……。バックストラップ織りのしくみがいまひとつ理解できていないのですが、見よう見まねでどうにか織っています。

 昨日は、出版翻訳の勉強を通して仲良くなった方々と、クリスマス会を兼ねた勉強会でした。楽器演奏あり、プレゼント交換ありと、とっても楽しい会になりました!

 

 そこで織りためてきた、バンド織りのしおりをみんなにプレゼント。

 

バンド織り

 

 一番下は、平織りです。ピックアップしない平織りでも、配色や糸のかけ方によって、いろんな模様が織れます。

 

バンド織り

 

 同じような色の糸を使っても、織り方で表情が変わりますね。

 

バンド織り

 

 エストニアのパターン。かわいいし、織りごたえがあります。

 

 このしおりたちが、それぞれどんな本たちに挟まれるのか楽しみです。みんな本好き読書好きなので、きっと素敵な本のなかで活躍してくれるでしょう!

 とりあえず、バンド織りのしおりが3本できました。

 

バンド織りのしおり

 

 このモチーフ、ハートの真ん中がちょっとつぶれてしまった・・・

 

バンド織りのしおり

 

 一番上のパターンが、一番織りやすかったです。

 真ん中は、模様がつぶれ気味……地の糸とパターン糸の太さの調節が難しい。でもパターン糸が9本とさほど複雑ではないパターンなので、ピックアップもあまり迷うこともなく、すいすい織れました。

 

 バルティック・スタイルの織り方は、パターン糸が7本から最高17本のパターンまでトライしましたが、図面を読み間違えないよう気をつけて、根気よくやれば、パターン糸の本数が増えても(模様が複雑になっても)対応できるようになりました。

 パターン糸の本数が増えると、糸をかけるのがどんどん面倒になっていく、という難点もありますが……。

 

バンド織りのしおり

 

 裏側は、こうなります。少し赤糸が暗めの色なので、全体的に落ち着いた感じになりました。

 

 次はまたエストニアのパターン(Jumping Pattern)で織ろうかな。エストニア語の本とにらめっこです……読めないので、図案と写真から糸のかけ方を想像しないと……。

 


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